資料館

大日本鉱業発盛精錬所の怪しげな電機

2013.10.22
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五能線の八森駅構内には、明らかにポール集電と思われる架線が張られ、一度は視察したいものとは思っていたが、訪れたのは蒸機がなくなった後である。工場の受付にご挨拶した後見学させていただいた所、世にも奇怪なる電機を見て腰を抜かしそうになった。車体の4面がすべて異なる形態で、名板には昭和30年三菱とあった。滑車式のポールは当時でさえ日本で唯一の存在と認識。入換えにあたってはいちいちポール回しをせず、逆行の場合は逆さポールでの運転であった。電源は工場から取っていて電圧は300Vとうかがった。五能線の貨物営業はその後暫くして廃止されたので、その時に廃車されたものと思われる。この工場自体も廃止されて約20年前には更地と化していた。 ’76.3 五能線八森駅付近 P:永野晴樹

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