資料館

小田急電鉄 2600形

2013.10.03
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’64年~’68年に132両が製造された小田急初の大型通勤型車輌。2400形までの17m車基準から本格的な20m4扉両開扉車体と当時の旧国鉄通勤形車両の車体幅を100m/m拡大した広幅2900m/m車体となり、台枠上から裾部を絞込んだ形状となりこの後暫く小田急通勤形車両の基本スタイルの礎となった。性能も直流直巻電動機使用ながら補局補償巻線付により制動時に回生制動が可能となり地味ながら省エネ車の先駆けとなった。
三菱製ABFM制御、主電動機は130kWで各駅停車用としてMT比1:1を考慮した設計となり、従来と異なる12個モーター制御(1C6M)としたため端子電圧が500Vと低くなっていた。走り装置は小田急御得意のアルストムリンク式のダイレクトマウント式エアサス台車でM台車がFS360(910m/n)、T台車がFS060(760m/m)であった。製造当初はホーム有効制限から3M2Tで使用も’67年以降T車を増備し本来の3MTの6両編成となった。その後’72~’81年に掛けて冷房化、’02年以降編成の一部が8輌固定化及びVVVF制御車化されるなどがあったが、’91年に災害による被災廃車が発生以降、新形式車の登場で順次交代、’04年に引退、廃車となった。 ’87.10.25  小田原線 和泉多摩川-登戸 P:梶村昭仁

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