資料館

小田急電鉄 5000形(4輌編成車)

2013.10.01
871025-OER-5055F.jpg
’69~’77年に掛けて60輌が製造された形式であり、’69年以降、優等系列車(急行・準急系)列車の大型車輌により8両編成運転対応用に製造。基本的には17m車基準の2400形を20m車体に大型化したもので、性能的には2600形とは別に中高速域における性能向上を目指し、かつ収容力向上を併せ持つ形式で車体構造は2600形と同様ながら、時節柄旧運輸省制定のA-A基準化構造に準拠し、不燃・難燃性を強化させていた。制御装置はバーニヤ抵抗制御を用いた超多段式三菱製ABFMで、主抵抗器には国電車輌と同様のブロワー式強制通装置付きで8個モーター制御(1C8M)で制動性能は電空併用HSC-D方式。
主電動機は130kWの直流直巻式でWNカルダン方式。
製造が長期間にわたるためマイナーチェンジも多く、’71年登場の三次車から冷房搭載となり(CU12形:8500kcal/h×4)、未搭載の1、2次車も改造搭載された。その後の輸送力増強から10輌編成の4輌口として重宝され常に新宿方に組成され、急行を中心に運用されていたが、新形式車と順次交代となり、’12年3月までに運用離脱、廃車となった。 ’87.10.25 小田原線 豪徳寺~梅ヶ丘 P:梶村昭仁

  • このエントリーをはてなブックマークに追加