1963年12月新製に新製された名古屋線用一般車1600系の3次車1611Fはモ1611+ク1711から成る。平坦区間で使用されるため抑速制動無しのVMC制御125kwx4台1M1T編成である。1977年当時はスカート無しであったが後に装備された。1982年3月冷房化と更新改造を受け、前面行先表示器と側面種別表示器が取付られた。尚、1600系1次車2次車は冷房化されずに廃車となった。しかし冷房化された1611Fも1980年代後期から登場したVVVF車2連の台頭により1996年6月廃車となった。 ’77.8 近畿日本鉄道 山田線 松阪 P: 楢井勝行