1973年3月田端機関区に新製配備、主に東北本線で運用される。1982年からは常磐線で運用され老朽化したEF80を置き換えた。1987年の国鉄分割民営化によりEF81 92はJR東日本に引き継がれた。1988年10月、整備改修が行われ「北斗星」塗装となり寝台特急牽引に活躍。1999年7月、EF81 79・89と共に「カシオペア」塗装になり長らくJR東日本看板列車の牽引を務めた。2010年後継機EF510-500番代の登場により「カシオペア」牽引の任を譲ることとなった。2010年6月24日、92号機が牽く上り「カシオペア」が最後のEF81牽引列車となった。その後常磐貨物で細々と運用されたがEF510-500番代の更なる増備によって余剰となり、2012年1月廃車となった。 ’09.12.15 東北本線 蒲須坂-片岡 P:楢井勝行