前方のキハ28-2380は1964年12月に新製、水戸に配備された。その後、真岡、山形、新庄を経て1993年12月小牛田運輸区に転属となった。屋根上に常磐線列車防護無線を装備していたためクーラーの間隔が一部偏っている。後方のキハ28-2318は1963年9月に新製、和歌山に配備された。1980年10月水戸に移籍、その後、真岡、山形、新庄を経て1993年12月小牛田運輸区に転属となった。両車とも1991年「月山」用にアコモ改造(側面行先表示の取付、リクライニングシート化)されている。小牛田に転属後は主に快速「南三陸」指定席車として運用された。2007年6月キハ110系に置き換えられ保留車となり2009年1月廃車となった。 ’08.1.14 東北本線 小牛田運輸区 P:楢井勝行