185系

資料館

京王帝都電鉄 3000系(回生車)

2011.08.17
0kie_20406 3763F.jpg
1962年から登場の3000系車輌のうち、1967年に登場の第10~13編成から従来の抵抗制御・発電制動から、複巻界磁FR方式電力回生制動(後、界磁チョッパー化)に変更となり主電動機出力が増強(100→120kw)され、歯車比も大きくされた。車体形状は1963年製造の第3編成からの18.5m級1300mm幅両開側引扉(ST式)を踏襲。従来からのマイナーチェンジ箇所として、中間電動車の台車がパイオニア式からTS801Aに変更(後にTc車もTS821Aに履き替え)。3000系最後の非冷房車グループであったが1970、1972年に掛けて先頭車が8000kcal×4台の分散式、中間車が30000kcalの集中式で冷房改造(従来からの丸型ファンデリアー併用)。続けて1972~1973年に渋谷寄に1Mのデハ3100を挿入して5輌編成化。1995年に1000系登場後、前面に大型排障器取付けが始まり印象が変わってきたが大きな変化もなく活躍したが、1000系列に統一のため、2000、2003~2004年に廃車。なお前面のパステルカラーは、サーモンピンク(10F)、ライトグリーン(11F)、ライラック(12F)、ベージュ(13F)の4色であったが、1000系化後にこの13Fに採用のベージュ色が黄色味を増やしたオレンジベージュに変色したため、この前面カラーも思い出となった。 ’02.4.6 井の頭線 富士見ヶ丘-高井戸 P:梶村昭仁

  • このエントリーをはてなブックマークに追加