昭和30年、日立製作所が試作した機関車。昭和32年に国鉄に借り入れられ、DF901として水戸機関区に配置、当初はぶどう色で使用されたが、昭和33年5月、大井工場にて開催されたA.R.C(アジア鉄道首脳者懇談会)鉄道展に展示の折、借り入れ前の塗り分けに戻された。終了後もそのままの塗装(赤とクリーム)で使用され、主に急行「北上」の牽引に当てられていた。昭和36年、国鉄に購入された。昭和39年、秋田機関区に移動したがあまり使われず、昭和46年廃車された。 ’58.8.6 常磐線 柏 P:長谷川興政