モハ72形改造の荷物電車クモニ83形一族の中で、中央東線狭小トンネル区間対応の低屋根構造で改造されたのが‐800代21輌である。その中でも800~805は、本来併結する相手の115系車輌と雨樋の高さを合わせた結果その位置が屋根R上となり異彩を放っていた。写真は804、805の2輌で、撮影当時は大船区に所属していて午後の新聞輸送も日課となっていた。‐804は1985.6.15に廃車、‐805はJR化の1987年にクヤ497-1に改造され鉄道総研の所有でありながら豊田区所属となっていたが1996.5.3に除籍となった。 ’75.3.8 東海道本線 保土ヶ谷-戸塚 P:長谷川武利