NT800形気動車は、国鉄七尾線や能登線からの第3セクターとして設立運行を始めた「のと鉄道」が観光急行列車「のと恋路号」運転のため導入した気動車。富士重工製で2輌で1編成、ハイデッカ―構造で運転席側には視界良好なパノラマ展望を設け、側面の窓もワイドガラスを用いており広大な日本海の車窓を堪能できるようになっていた。車内の座席は転換クロスシートでした。「のと恋路号」運転終了後は、一時団体臨時列車などで活躍したが、後に廃車となった。 ’04.7.31 のと鉄道能登線 珠洲 P:宮島昌之