EF12形はEF10形の出力増強タイプとして1941年から1944年にかけて17輌が製造された。1600kWの出力を有し、戦前型電気機関車の最高峰として旅客用のEF57形と双璧をなした。14号機は15号機と共に1944年の製造で、誕生順では最終グループである。本機は国府津を手始めに水上,高崎二,宇都宮と職場を替え最終的には高崎二区で1977年12月に廃車となった。 ’75.11.23 上越線 井野 P:長谷川武利