加越能鉄道時代の昭和40年に鉄道線の射水線に乗り入れるため、日本車両にてデ7060形2輌密着連結器を装備して製造された、しかし翌年の昭和41年に射水線が富山新港開港のために路線を分断され、残りの路線は軌道法に準じた運行に代り、密着連結器は撤去された。それから30年後、乗客減から万葉線の存廃問題が起こり、2002年から経営が三セク万葉線に代わった。加越能時代から老朽化した車輌と施設を多く抱えていたため、近代化整備の一環として翌年の2003年から超低床式MLRV1000形が導入が始まり、デ7061は2004年8月、デ7062は2007年3月に廃車となり形式消滅した。高岡駅前行きデ7061が江尻交差点国道8号線ガード下を潜り抜ける。 ’00.8.15 万葉線高岡軌道線 市民病院前-江尻 P:遠矢栄三