1961年から67年にかけて384輌が製造され、未電化区間の特急列車に活躍した。’60年に「はつかり」用として製造された一次車はボンネットタイプの先頭車(キハ81)が特徴だったが、’61年以降に増備されたものは先頭車が貫通型(キハ82)となった。九州内では「かもめ」「にちりん」「なは」「日向」「みどり」「おおよど」に使用された。1979年10月改正での「おおよど」が廃止、「にちりん」が電車化され、九州からは姿を消した。大分駅は現在高架化工事が行なわれている。 ’79.6 日豊本線 大分 P:阿部郁夫