伊予鉄道110形は西武鉄道の1929(昭和4)年製151形を横河原線電化用に所沢工場で1967(昭和42)年に車体更新の上、購入した。戦前の川崎造船所特有の深い屋根に厚い腰板とお椀型ベンチレータを乗せたいわゆる川造型の3扉車で8輌が伊予鉄道に入り平成6年まで活躍した。 ’82.8 伊予鉄道 P:深山剛志