富士急7000系は、1972(昭和49)年に国鉄のクモハ(旧32系)とクハ(旧50系)が各2輌転入した。1981(昭和56)年まで働き小田急2200系の転入車と交代した。国電の17m車は数多く払い下げられたが、旧32系のクモハ14をはこの2輌だけだった。国鉄では前面の雨樋を更新していたため、数少ない原型の直線雨樋であったが、窓枠はアルミサッシになっていた。 ’79.4 大月 P:深山剛志