近鉄6441系は昭和33年に名古屋線用通勤電車として、大阪線の1460系に似た20m3扉を持ちクリームに青帯の塗装で登場した。但し、足回りはモニ6231系のモノが使用され釣り掛けのD-16を使用していた。一年後に名古屋線が改軌されシュリレーン型台車になった。1979年ごろから養老線に転属が始まり再度狭軌化されて形式も440系になったが、非冷房・マルーン一色のまま1994年に引退した。 ’80.1 近鉄名古屋線桑名付近 P:深山剛志