’70~’78年かけ、営団(現:東京地下鉄)東西線と中央総武緩行線相直用に301系の増備車として登場。性能、スタイルは同時に登場の常磐1000番代と同様。製造時は地下鉄乗入用のため、非冷房。編成は6M1Tの7輌で301系に続き103系でも偶数向制御電動車(M’c:クモハ102形)が登場。外観上、パンタのないスタイルで車側のMM風導があるのが識別点。増備が103系のマイナーチェンジ時期と重り、Tc103・M’c1021202-~、M103-1204~、M’102-1203~の側窓が外付ユニトサッシに。また保安装置が1000番代と異るため運転台背後の戸袋窓がある。登場時、パールグレイ+カナリヤ帯塗装だったが、JR化後に帯色のみスカイブルーに。冷改、10輌化等の変遷で一般形T車組込の反面、余剰のM’c102形等が常磐快速線に転用も。’05年以降後継車投入で引退、’06年中に番代消滅。 ’87.5 中央線 中野 P:梶村昭仁■お知らせ ブログ「消えた車輌写真館」をご覧いただきありがとうございます。珍しい車輌でなくても結構です。国鉄・JR・私鉄問わず、消えた車輌たちの面影をブログに保存していきませんか。画面右上のバナーをクリックすれば投稿フォームが開きます。車輌についての詳細が判然としない場合はコメント欄を空欄にして送信していただければ、編集部でできる限り調査の上アップしていきます。