もと阪神の861形。撮影時は廃車を前提とした休車となりさびしく留置されていた。両方の運転台では自動加速用と手動加速用のマスコンを装備していろいろな電車のお供ができるようになっていた。明かり窓をつけ、喫茶店電車と呼ばれ阪神本線を激走した名車の最後の姿である。 ’74.8.8 福井口車庫 P:永野晴樹