1922(大正12)年汽車会社製。パイプ煙突で、入換の際の後方視界を確保するためC56のような凸型テンダーを付けていた。鹿児島区より転属、湯ノ前線の貨物列車を牽引し余生を送る。動態保存機となった58654とともに日本最後の8620となった。九州内で最も活躍期間の長い機関車。1975(昭和50)年5月に廃車。実際には2輌の8620は同年の3月9日に運用を離脱している。 ’73.3.27 人吉機関区 P:山手 修