1972(昭和47)年に登場した小田急9000系は、斬新なデザインで一世を風靡した。翌年のローレル賞を受賞。4輌編成9本、6輌編成9本の計90輌が製造された。同時代に登場した東急8000系・京王6000系と共に、新時代の通勤電車として界磁チョッパ、一段下降窓を採用、国鉄の103系などに比べ近代的な趣だった。2006年(平成18)年3月、全車引退。 ’04.8 和泉多摩川 P:深山剛志