資料館

相模鉄道 トム285

2005.12.30
相模鉄道トム285.JPG
相模鉄道トム260形285。相模川で採取された川砂利輸送に力を注いでいた相模鉄道。その開業時から昭和30年代、そして40年代直前の川砂利採取禁止の時点まで、多くの無蓋貨車を保有し貨物列車を運転してきた。このトム260形は神中鉄道の開業に合わせた1925(大正15)年に、汽車会社で33輌が製造された観音開き式の15トン積無蓋車。当初はト260形という形式であった。川砂利輸送が終了してもなお、同社の厚木貨物駅構内に多くの無蓋車が留置されていたが、徐々に廃車が進み、最終的にはトム275、288、289、290の4輌が、簡易スノープラウを装着した姿で残った。首都圏で見られる観音開き式無蓋車として貴重な存在であったが、近年廃車となり惜しくも解体された。’70年頃 厚木貨物駅 P:滝澤隆久

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