1932(昭和7)年に藤永田造船で製造された20m級鋼製郵便車で、台車はTR23を履く。車体ほぼ中央に休息室と便所が備わり、郵袋室と区分棚は前後に分かれてレイアウトされている。前位側の両開き扉が1200㎜幅なのに対し、後位側が1900㎜と異なる点も特徴。本形式以後の郵便車はすべてシングルルーフとなった。’66年 水戸 P;笹本健次