1953年登場の吊り掛け車。京王初の湘南顔で高坑張力鋼を用いたことでも有名。当初Mc-T-Mcの3連だったが、2次車からはMc-Tcとなり、車体も側窓の上段がHゴム支持のバス窓となった。その後5070系の製作に電装品を供出してTcあるいはT化され、T車は元からのサハ2750共々2500系に編入された。昇圧後は2010系と6連を組んでいた。そのうちの何本かは優等列車用にアイボリー塗装になっていた時期もあったが、1981年には形式消滅した。’68.5 桜上水 P:青柳 明