1960年代までは2等車主体の急行列車にも食堂車は不可欠で、その要請から2等座席と合造の食堂車が誕生した。このスハシ38 6はスロシ38形の格下げによって誕生したマハ(シ)49を再改造したもので、食堂定員は18名。3軸のTR73形台車を履く。写真は急行「石狩」に組み込まれた姿。’64年 函館 P:笹本健次