1953(昭和28)年の誕生以後、長らく北陸線で活躍してきたDD50形は、その最後の働き場所を米原〜田村間の交直接続区間とした。ちなみにこの区間は、E10、ED30など、一風変わったカマが働いたことでも知られている。写真は、お役御免となって米原区の転車台脇に放置されていた頃の姿。画面手前がDD50 5とDD50 6の二次型ペア、奥がDD50 2とDD50 3の一次型ペア。別の場所にDD50 1とDD50 4の一次型+二次型のペアも留置されていた。DD50形は単独での運転も可能だが、背面合わせの重連状態で使用するのが基本。’76.8.20 米原 P:滝澤隆久