1969年から1979年に急行「りょうもう」用に製造された1800系6連8本、1987年に増備された1819F6連は屋根上冷房器が集約分散式(10,500 kcal/h)3基に変更されている。後継の200系にその任を譲り1981年2月から1998年3月に急行「りょうもう」から退いた1800系は300系(6連)や350系(4連)や館林地区の通勤用に改造された。そのなかで1819Fだけは原型の姿を保ち団体臨時用として日光線にも活躍の場を広げた。しかし通勤型1800系や300系の引退に続き2018年5月20日「ありがとう1800系ラストラン記念ツアー」にて引退した。これで1800系系譜の車輌は350系4連3本のみとなった。写真はGWの日光線多客臨として活躍する1819F、急行「りょうもう」として運用された期間より遙かに長い期間を団体臨時列車として活躍した。 ’10.5.5 東武鉄道 日光線 下小代−明神 P:楢井勝行