東京都交通局10-000形は1972年に試作車が登場、その後都営新宿線の開業に伴い1978年に量産車が導入。1997年までに8両編成28本が導入され、長らく都営新宿線の主力車両として活躍をした。導入期間が長かったことから編成ごとに仕様が異なっていたことも特徴だった。2005年より後続の10-300形の導入が始まり、初期車から廃車が始まった。その後しばらくの間置き換えは中断されたが、2013年より再び10-300形の導入が再開されたことにより残りの10-000形も廃車となり、最後まで残った10-280編成が2018年2月で廃車となったことにより10-000形は全車引退した。 ’18.2.3 京王相模原線 京王よみうりランド P:福田智志