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■ホッパーサイロとは?
 「ホッパーサイロ」というのはやや曖昧な名称ですが、いわゆるホッパビンやセメント出荷センターなどのホッパ車に関連した施設は、ホッパ車に積み込むのか、ホッパ車から排出するのかで、施設の作りや名称も変わってきます。
 皆さんが持っているホッパ車や無蓋車を使って、どちらの施設として遊ぶか…?。ここは自分の設定で幅広く遊びたいですよね!?そこでホッパ車の荷役施設を一旦平均的にとらえ、積み込みでも、排出でも、また積荷が鉱石でも、麦でも幅広く似合うように設計したのが今回のホッパーサイロ ペーパークラフトです。あまり難しく考えず、手持ちの貨車と組み合わせて遊んでみましょう。それでは組立方を紹介していきます。


■用意するもの

▲組立にはカッティングマットに両面テープ、ハサミ、カッターナイフ、ピンセット、ステンレス定規が必要。

▲ペーパークラフトは全部で4枚。左からサイロ棟のシート1、荷役建屋のシート2、線路部分のシート3、地面部分のシート4からなる。

■つくりかた

 ●サイロ棟部分

 ●傾斜コンベア部分

 ●荷役建屋部分→各パーツ合体

       

▲秩父鉄道の鉱石列車を組み込めば、迫力のセメント工場の一部が再現できる。(車両加工:木本晃彦)

■遊び方の応用例

▲ホッパ車(写真はホキ5700)を置けば、そこはもうセメント荷役場のある側線の風景。積み下ろしをする編成の入換をしながら、発着風景なども再現できる。

▲サイロの地上部分にトラックを止め置けば、貨車からトラックへの積み替え風景となる。

▲ホッパ車を持っていなくても、トキやトラといった無蓋貨車でも十分似合う。もちろんクリーム色の小麦輸送用ホキ2200なども良い。

 ●両面楽しめるリバーシブル仕様!

▲リバーシブルの裏面を活用すると木造のホッパ施設が再現できる。完成後に作り替えはできないので、組み立てる前にどちらの面で作るか決めよう。

 ●機関庫にもなっちゃう!

▲貨車施設以外にも、小型の機関庫としても活用できる。上写真の作例は私鉄の小さな駐機庫をイメージ。下写真の通り裏面の木目調で組み立てると、古典蒸機の似合う木造機関庫にもなる。