川床を埋め尽くす花崗岩の渓谷美
2013.4.5
高橋孝一 (群馬県)
【ガイド】渡良瀬川の沿線を遡行する鉄道であるので、渓谷美を取り入れた鉄道風景は、沿線のいたるところで撮影できる。その中でも、ここ沢入(そうり)駅付近は、足尾線時代からの有名お立ち台で、特に春の梅や桜の咲くころには、大勢のカメラマンで賑わう。ここの川床には、特産の花崗岩(御影石)がゴロゴロしており、渓谷一の景勝地になっている。また初夏にはアジサイが駅で迎えてくれる。
【レンズ】150mm
【アクセス】渡良瀬渓谷鐵道沢入駅から数分。駅前を左に道なりに進み、踏切を渡り、渡良瀬川に架かる沢入橋に出る。この橋の上が撮影地。また、雰囲気のある駅構内での撮影もおすすめ。国道122号を桐生から足尾方面に向かい、草木湖を右に見た後、右折し坂を下り、橋に出る。踏み切りを渡り、道なりに右方向に進むと駅がある。
【国土地理院1/25,000地形図】沢入
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。