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高瀬舟をイメージした斬新な車体 東武東上線のニューフェイス「90000系」の全貌がついに公開!

2026.07.13NEW

text & photo:RM
取材日:’26.7.13 場所:森林公園検修区
  取材協力:東武鉄道

 東武東上線への導入が予定されている90000系の報道向け公開が、本日森林公園検車区にて行われました。

■エクステリア

 まず目につくのはその車体前面のデザインです。かつて舟運で使われた「高瀬舟」の船底をイメージした、いわゆる逆スラント形状を採用しており、前面下部から反り上がるように丸みを帯びたデザインは、これまでの車両には見られない斬新かつスタイリッシュな印象を受けます。

フリースペースの扉部分にはライトブルーのアクセントが入れられ、外観から容易に識別できるようになっている。

 カラーリングはアルミ車体に東武東上線のラインカラーであるブルーのアクセントが入り、こちらもまたスマートな印象に。また車号の色は従来の50000型シリーズと同様のシャイニーオレンジを採用しており、これまで築き上げた東武らしさも垣間見えます。またフリースペースが設けられているドアは他とは少し明度が高いブルーを入れて色分けすることで、より識別しやすくなっている点にも注目です。
 また側面扉の窓は従来車と比べて下辺方向に拡大されており、これもまた同車の特徴の一つとなっています。

■インテリア

全体的に白を基本とした色彩でまとめられた車内。清潔感もあり、より明るい車内空間になっている。

 内装も「高瀬舟」から連想される「舟運」をテーマとしており、川や水を表現したデザインが各所に散りばめられています。袖仕切りには立涌柄(たてわくがら)と呼ばれる、池から水蒸気が立ち上がる様子をデザインした日本の伝統柄があしらわれているほか、床には枯山水イメージの柄、座席には舟体をイメージした木目柄が採用されています。

ドア上部には2画面のLCDが設けられ、ドア窓は従来車と比較して下辺方向へ拡張されている。なお注意喚起のドアステッカーは東武伝統のものが使われる。

 車内全体の色彩も清潔感ある白色を基本にまとめ上げられているほか、袖仕切りや妻面扉はガラス化され、側面扉の窓も下辺方向に拡大されているため、従来車と比べてより開放的で明るい車内空間が実現されています。

妻面扉もガラス化され、川の流れをイメージする柄が入れられている。フリースペースは全車両に設けられている。

 車内のLCDは側面扉上部の全てに設置され、吊り手は高低2種類のものを交互に配置。さらに全車両にフリースペースも設けられ、どんな方でも安心して利用できるようになっています。

■機器類

 制御装置はフルSiC素子を採用したVVVFインバーターで、こちらも近年主流となりつつあるかなり小型化されたものが使用されています。MT比は6M4Tで、主電動機を個別制御(1C1M×4群)としています。台車は異方向性空気バネとモノリンク式の軸箱支持装置を使用したボルスタレス台車を採用しています。

 この東武東上線では18年ぶりとなる待望の新型車両90000系のデビューは2026年9月26日(土)を予定されており、現在も東上線で走る従来車の行末も含めて、その動向がこれからさらに注目されていくことになるでしょう。

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(画像:プレスリリースPDFより)

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