text & photo:上石知足(鉄道ホビダス編集部)
協力:タカラトミー
「プラレールリアルクラス」シリーズから新たに2種類の車両がラインナップに加わりました。一つは大阪〜札幌間という長距離を結んだ伝説の豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」。もう一つはオレンジ色に続くカラーバリエーション製品となる「201系通勤電車(JR西日本・ウグイス)」になります。11月23日発売予定のこれら製品を今回は一足早くご紹介したいと思います。
【写真】いよいよ今月発売!プラレールリアルクラス新製品写真はこちら!
■今回の新製品は「関西」コンビ!
11月23日、「プラレールリアルクラス」シリーズに新製品が登場します。車種は先述の通り、「トワイライトエクスプレス」と「201系通勤電車(JR西日本・ウグイス)」の2種となります。
これまでに発売された大阪環状線の201系や485系「雷鳥」などに続き、JR西日本エリアの車両たちがさらに充実することになりました。ぜひ既存製品とも合わせて「関西圏」を楽しみたいところですね。
■ウグイス色の201系は大阪環状線のオレンジ色との「差」も再現!
今回登場したウグイス色の201系は大和路線のほか、おおさか東線でも活躍していた車両で、2006年に京阪神緩行線から転属してきたことを皮切りに登場したグループです。国鉄時代には存在しなかったウグイス色を纏ったことで当時は話題となりました。いずれの車両もJR西日本特有の30N体質改善工事が施されており、車体の印象は原型と大きく異なります。
今回新登場したウグイス色の201系はND605編成をプロトタイプとし、スカートがグレーに塗られた近年の姿を再現しています。
■完全新規で往年の「トワイライトエクスプレス」が登場!
1989年に運行開始された「トワイライトエクスプレス」は、24系客車をベースに大規模な改造が施され、車体色も伝統のブルーからダークグリーンへ変更。内外装ともにイメージを一新しました。
プラレールでもかつては通常ラインナップにあった「トワイライトエクスプレス」ですが、当時はEF65と24系が組み合わさったブルートレインのカラーバリエーション品となっていました。それが今回改めて「リアルクラス」シリーズから新規金型で登場します。24系は「ブルートレイン あさかぜ」に続く2回目の登場ですが、細かい差異を再現するために金型を作り替えている点がポイント。大窓が特徴的なサロンカーのオハ25 550番代や、最後尾のスロネフ25 500番代の特徴的なデザインなどを的確に表現し、よりリアルな往年の姿をプラレールで楽しむことができるようになりました。
■レイル・ファンならこう遊びたい!牽引機で一風変わった列車をプラレールで楽しむ
▲トワイライトエクスプレスの24系がEF66に牽引されるというのは、客車の出場回送時などに見られたという。
客車列車のセットでは、やはり牽引機やひっぱる車両を変えて遊んでみたいところ。実はトワイライトエクスプレスの24系は、下関のEF66も出場回送などで牽引実績があります。これを以前発売されたプラレールリアルクラス「ブルートレインあさかぜ」のEF66を使用して再現することもできます。
また機関車のEF81も、レール運搬車を使って晩年見られた工臨列車風の組み合わせを楽しむこともできるでしょう。ヘッドマークは取り外せませんが、雰囲気は十分です。
新たなラインナップによりさらに遊びの幅が広がった「プラレールリアルクラス」。11月の新規展開も楽しみですね。
- 【11月23日発売予定】プラレール リアルクラス トワイライトエクスプレス:7,700円(税込)
- 【11月23日発売予定】プラレール リアルクラス 201系通勤電車(JR西日本・ウグイス):7,700円(税込)