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特集・コラム

【知ってた?】膨大な数!年間何種類のNゲージ製品が登場しているのか?

2024.06.08

text & photo:RM MODELS編集部

 乗り鉄、撮り鉄、模型鉄など…レイルファンの中でもどの分野を趣味の対象にしているかは人それぞれです。この「〇〇鉄」という呼び名は近年では一般的にも知られるようになりました。なかでも模型鉄は常に財布の状況と製品の予定とを睨めっこしながら、購入計画を立てることをされているなんて方も多いかもしれません。

▲トレーンが発売する玩具「Nゲージダイキャストスケールモデル」と、TOMIX製鉄道模型のNゲージ。

 そんな、模型ファンの中には、幼少のころから「プラレール」→「スーパーレール」または「ミニミニレール」→「Nゲージ」へと成長ともに段階を踏んできた方も多いかと思います。
 余談ですが歳以上の方であれば「スーパーレール(トミー)」、「ミニミニレール(バンダイ)」なども経験しているのではないでしょうか?

 さて、ここで大前提として鉄道玩具と鉄道模型の違いとは何でしょう?それは鉄道模型では一定のスケールが決まっており実物のディテールに忠実であるかどうか?ディテールに関しては近年の玩具は目を見張るレベルのものもありますが、スケール(縮尺)という点においては、模型は実物に忠実なのが特徴の一つです。一方、鉄道玩具はメーカー、ブランドごとの独自の規格やデフォルメの傾向を持ち、さらに線路システムも独自展開とするのが大半です。
 鉄道模型のZゲージやNゲージといった名称はスケール・ゲージの「規格名称」であり、そのものの商品・ブランド名ではない点を気にしておきたいです。これらの規格に合わせて、多くのメーカーが、同じ線路の上と、同じコントローラーで走らせることができるという点が、鉄道模型の大きな特徴であり、特有の魅力です。

 さて、ひとことで「鉄道模型」といえども、規格で統一され車両のモデルを供給するメーカー、ストラクチャーを供給するメーカー、方向幕の交換用シールを供給するメーカーなど、模型メーカーは細分化されます。鉄道模型にかかわるメーカーは、ゲージ・スケール関係なく数えると日本国内だけで約400近くのメーカーがあると言われています。

 さらに現在最もユーザー数が多いNゲージで見ると年間の生産されているNゲージ向けの(一部スケール・ゲージを問わない製品も含む)製品アイテムだけで1000種以上が登場しているといわれます。これは一つの産業として成立するには十分な数といえるのではないでしょうか。

◆詳しくはこちら!

 さて、そんなNゲージの世界ですが昨年1年間に登場した製品のほとんどを網羅して掲載している「Nゲージ大図鑑2024 NEW MODEL SPECIAL」が今年も刊行されました。

 掲載車両アイテム数はなんと403種、掲載パーツ&アクセサリー数に関しては502種を収録。昨年一年間のNゲージ新製品のほか、メーカーインタビューでは各社の動向を担当者にインタビューした内容となっております。

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