今週末の5月11日(土)・12日(日)で一般公開が行なわれる静岡ホビーショー(一般公開の事前登録は終了)。その会場内のうち、鉄道模型メーカーブースの気になる新製品たちを一挙にご紹介していきます。
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■TOMIX
TOMIXブースでは2024年7月発売予定となっている東武鉄道N100系「スペーシアX」の試作品がお披露目。白い特徴的なボディを忠実に再現しているほか、前照灯はハイビーム・ロービームの点灯状態を選ぶこともできます。
また同時に発表された新製品ポスターでも話題になっていた「ハローマック」と、その居抜き店舗としての「東京靴流通センター」がそれぞれ早速試作品が展示。特徴的な看板が非常に目を引くストラクチャーとなっています。
さらに、ファーストカーミュージアムからはタイトーの人気ゲーム「電車でGO!」とのコラボとして、初代作品で登場した4車種(キハ58系・221系・205系・209系)の先頭車を展示。プレイした世代にとっては非常に懐かしいラインナップということで、今後の展開にも期待したいですね。
■KATO
KATOからは北海道を駆けた急行列車関連のJR仕様の試作品各種のほか、113系2000番代の東京口JR仕様、そしてマスコン型の新型コントローラーの展示もなされていました。特にマスコン型コントローラーはJR東日本の通勤型車両などで採用例のある左手ワンハンドルマスコンを模したものとなっており、非常にリアルな見た目が特徴的。ハンドル操作時の独特のクリック感の再現や、現在KATOで展開されているサウンドボックスと連携できることから、本物さながらの操作感で模型を運転することができるとのこと。こちらもさらなる詳細情報が待たれます。
■グリーンマックス
グリーンマックスからは東横インが新ロゴに刷新された現在の姿で登場しました。この看板は壁に直接表記されているタイプを再現しています。また、それに合わせて従来タイプのロゴ看板となる東横インも再登場しました。
また車両では京阪10000系10001編成も登場。こちらは実車同様に7200系と9000系の中間車を編入した7両編成で、それぞれの車体形状の違いも新規金型で再現しています。また、2023年3月より相鉄と直通運転を開始したことで8両化された東急3000系も登場。こちらも新造中間車が連結された姿を再現します。