text:鉄道ホビダス編集部
▲北陸本線、往年の名撮影地を行く「雷鳥」…。そんな光景をプラレールで再現できるようになった。
2023年6月、よりリアルな造形を持ったプラレールの新シリーズとして「リアルクラス」が発売となりました。第1弾は185系ストライプ色の「踊り子」と、小田急3100形ロマンスカー「NSE」がそれぞれ登場し、話題となりました。そんなリアルクラスですが、この度待望の第2弾が発表されました。ここでは発売より一足早く、そのディテールや走行の様子をご覧いただきましょう。
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■第2弾は485系「雷鳥」と湘南ブロック色の185系「踊り子」!
今回新たに登場するリアルクラスは、新カラーバリエーションとして185系の「湘南ブロック色」が登場するほか、完全新規金型では485系「雷鳥」が登場。こちらはクハ481形300番代をはじめとした、前面非貫通形状のいわゆる「電気釜」スタイルを持った先頭車の編成で、JNRマークが入ることから国鉄時代の「雷鳥」がプロトタイプとなっているようです。
485系の編成はクハ481(動力車)/モハ484/モハ485/クハ481(後尾車)となっており、パンタグラフ搭載のモハ484は集中型クーラーで、それ以外のパンタ無し車両は分散型クーラーとなるなど、実車に即したディテールも見どころです。
■完全新規の485系 走行はどんな感じ?
今回の485系も、立体交差や低いトンネル、鉄橋などを通過可能な「ロータイプ」パーツが付属しますが、この車両は運転台部分とパンタ部分のみ交換対象となっており、185系や小田急3100形のように、クーラー装置に関しては屋根と一体成型になっています。
一部の情景や、立体交差の工夫、パーツの組み合わせによってはハイタイプパーツでも通過できるものもありますが、基本的に走行時はロータイプパーツを使うことで、プラレール通常品同様に複雑なレイアウトや情景を通過させ、走行を楽しむことができます。気になる走行の様子は下の動画も併せてご確認ください。
■既存製品と組み合わせて遊べる!
プラレールリアルクラスの長所はなんといっても従来のプラレールと一緒に遊んで楽しめるという点。185系の湘南ブロック色はJR化後の1999年から2017年まで、当時の田町所属の185系に施されたカラーリングということで、現在プラレールのラインナップにある「S-31 E233系湘南色(専用連結仕様)」や「S-43 サウンドE231系近郊電車」と合わせれば東海道線の雰囲気になり、また「S-33 E233系京浜東北線」と合わせれば、東海道線と京浜東北線の並走区間風の楽しみ方もできそうですね。
また、485系「雷鳥」は「S-57 683系特急サンダーバード」と合わせることで、実際には存在しなかった新旧北陸特急の共演を楽しむことができそうです。また、イベント限定品ではありますが、「雪国レールセット」との相性も抜群で、北陸の厳しい雪の中を走る「雷鳥」と「サンダーバード」のような景色を楽しめます。
昭和の時代に生まれ、長年愛された名車両たちが続々登場する「プラレールリアルクラス」ですが、今後の商品展開についても目が離せません。
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