text:鉄道ホビダス編集部
photo:RMM
2月23日(木・祝)に、東京秋葉原にある「DMM.make AKIBA」にて、「鉄道模型3Dプリンタ モデラーズミーティング2023」が開催されました。イベント前半では「鉄道模型3Dプリンタガイド2」著者 永井健太先生による読者限定セミナーを、後半では3Dプリンタで鉄道模型を楽しむコミュニティ「CAD鉄」メンバーによる作品展示、及びプレゼンテーションが開催されました。ここではイベントの様子を写真で振り返ります!
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■セミナーでは実習形式で3D-CADソフトを体験!
イベント前半では永井健太先生による3D-CADソフト「Fusion 360」の使い方解説を行ないました。ここではリアル参加のほか、ライブ配信形式のオンライン参加者も多数訪れていました。
メインの内容としては、永井先生の画面を共有したリアルタイムでの3D-CADソフトの使い方基礎解説をはじめとし、本ではなかなか追えない実際の設計時の様子からソフトのクセとその扱い方などまで、詳しく解説がなされました。
また、作業だけでなく、3D-CADで設計するのに必要なPCのスペック解説や、3Dプリンタの種類、使用するレジンについての解説なども詳しくなされ、まさに3Dモデリングのハウツーに触れることができる講義内容でした。
■気になる作品を楽しくプレゼン!CAD鉄Meetup Vol3.5
後半ではCAD鉄主催の「CAD鉄Meetup Vol3.5」が開催され、CAD鉄メンバー数名による自作3Dプリント作品に関するプレゼンテーションと作品展示が行なわれました。プレゼンでは、製作過程や技術的な面での詳しい解説のほか、失敗談や製作中の裏話なども交えながらの発表で、時折笑いが起こる場面もあり、終始和やかな雰囲気で進行しました。
同時に作品展示もなされ、モデラーたちによる珠玉の3Dプリント模型を間近で見ることができたほか、プレゼン終了後はモデラーと参加者による交流会も開かれ、今も現在進行形で発展を続けている3Dプリンタ鉄道模型について、お互いに知識・知見を深め合っているのが印象的でした。
さらに実物の3Dプリンタやレジンの販売と展示も行われ、モデラーたちの製作体験に加え、メーカーからの話や相談を聞くこともでき、より理解が深まる場になっていました。
モデラー同士、そしてメーカーとも技術交流をすることによって、今も発展を続ける3Dモデリング鉄道模型のさらなる普及と楽しさを伝えるイベント、次回以降の開催も待ち遠しいところですね。
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