185系

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そっくりな「アーバンライナー」と「さくらライナー」を鉄道模型で比較してみる。

2023.01.02

text & photo:鉄道ホビダス編集部

▲ちなみに実車の側窓に関しては26000系「さくらライナー」の方が天地方向に21000系「アーバンライナー」より大きくなっている。

 先日マイクロエースから発売となった近鉄26000系「さくらライナー」ですが、実車は21000系「アーバンライナー」に準じた車体を持った車両ですが、実際どのくらい共通しているのか、TOMIX製旧製品の21000系「アーバンライナー」と比較してみました。

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■模型で見ても車体はほぼ同一

 マイクロエースとTOMIX、そして模型そのものが設計された時代も違う両製品ですが、比較して見ると車体はほぼ同一の設計となっているのがよくわかります。それもそのはず、21000系「アーバンライナー」登場後にデビューした26000系「さくらライナー」は、車体を中心に基本的に21000系のものを踏襲しています。それが模型にもしっかりと現れており、こうして比較して見ると感動を覚えます。ただし実車は軌間が異なっており21000系は標準軌、26000系は狭軌となっています。

■配管の取り回しもほぼ一致!

 26000系は車体だけではなく、主要機器の一部も21000系を基本にしておりますが、それらがよく現れるのが屋根廻りとパンタ廻りでした。屋根廻りはクーラーファンやアンテナ位置も同一、パンタ廻りに至っては鉄道模型なのでディテールの差はあれど、配管類の取り回し方もほぼ同一となっていました。このような実車ではなかなか比較しにくいポイントを簡単に見比べることができるのも鉄道模型ならではと言えるでしょう。

 台車に関しては先述の通り狭軌と標準軌の差はあれど、26000系は21000系の台車であるシュリーレン式のKD-97をベースに狭軌用としたKD-99となっており、模型でもそのディテールは非常に似ています。

■車両の印象を決める先頭部には違いが

 ここまで似ている両車でありながら、前面形状には大きな差があります。スピード感を思わせる非常に鋭い先頭形状を持った21000系に対し、26000系は流線型ではありながらも少し控えめな印象があります。車両自体は似てはいながらも、21000系は名阪ノンストップ特急として、26000系は吉野特急として、それぞれの担当する特急列車の性格の違いが大きく出ているポイントでしょう。

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