89号機は、1956年の東海道線電化前の8月に日立製作所水戸工場で落成後、東京機関区に配置、後に宮原機関区に転属、青大将塗装となる。東海道本線全線電化開業日「つばめ」の上り一番列車を牽引。高崎、宇都宮に転属、前面窓上にツララ切りが取り付けられた。1984年廃車予定だったが、109号機の代わりに全般検査で復活、茶色塗装でそのままJR東日本田端運転所に継承され61号機と2大スターとして1998年1月まで活躍。この半年後に老朽化と絶縁不良で休車となり、翌年廃車。現在さいたま市の鉄道博物館で保存されている。 ’98.1.25 両毛線 駒形~伊勢崎 P: 安田好一
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