text & photo:RM
取材日:’22.10.26 場所:根室本線 釧路駅
取材協力:北海道旅客鉄道
JR北海道で導入が進んでいる電気式気動車H100形「DECMO」。そのうち8両については国および北海道からの支援として、車両を北海道高速鉄道開発株式会社が所有し、JR北海道へ貸与することになりました。しかも当該の車両は走る線区の特色を活かしたラッピングを施し、車内には取り外し可能なテーブルを設置、内装も北海道の自然や風景をイメージしたスペシャル仕様となります。
本日はその第1陣として、釧路運輸車両所に配置された2両が釧路駅にて報道公開となりました!
↓車内のディテール写真などもご覧ください!↓
■釧網線ラッピング車両
▲H100-82(山側側面)
▲H100-82(海側側面)
・運行区間:根室線 新得~釧路間
・釧路湿原やタンチョウ、摩周湖および流氷をイラストで表現。
■花咲線ラッピング車両
▲H100-83(山側側面)
▲H100-83(海側側面)
・運行区間:根室線 新得~釧路間
・キハ54「地球探索鉄道」と同じデザインで、ハマナスの花びらと雪の結晶を表現。
■内装について(2両共通)
▲取り外し式のテーブルがセットされた状態。
▲右手の優先席部分は赤いシートモケットとなっています。
▲特別デザインが施されたシート生地。
■釧網線・花咲線ラッピングH100形車両の運用について
(1) 初列車は、JR釧網本線維持活性化実行委員会主催の団体臨時列車(サイクルトレインモニターツアー)として釧網本線(釧路~摩周間)を運行されます。
(プレスリリースより)
(2) 団体臨時列車運行後、順次定期列車として運行します。
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