色とりどりのカラーサンドで芸術的な模様を生み出すサンドアート。その天面は植物を植えたり小物を配置して装飾するのが主流ですが、使い方は自由。ならば、ジオラマのキャンパスとしてはいかがでしょう!今回は親和性の高い趣味「サンドアート」×「ジオラマ」のコラボをご紹介いたします。
主役となるサンドアートの作り方はいくつかありますので、ここではその一例を簡単に紹介しましょう。基本的に外から見える部分のみサンドをスプーンで盛り重ね、模様を描いていきます。外から見えない内側は漏斗でサンドを盛ります。これが不十分だとせっかく作った模様が蟻地獄のように崩れてしまいます。サンドアートの作り方について詳しくは専門の媒体をご覧ください。
作例➀
テラリウム用の小物や100円ショップの人工芝を用い、最低限の加工と配置だけで作ったものです。車両はロクハンZショーティのドクターイエロー。
作り方は基本的にサンドアートの天面に素材を置いていくだけです。まず、一面に小石を撒いてボンド水溶液で固定します。
小石を固定したら、レールなどを接着剤で固定しながら配置していきます。レールに車両を乗せればもう完成です。
作例➁
ややジオラマを本格的にしてみたものです。天面全体にカラーパウダーを、線路はバラストを撒いています。蓋をするとジオラマ部分が暗くなってしまうため、LED照明で夜も幻想的に輝く工夫も盛り込んでいます。
作り方はジオラマと同じ感覚で情景を作っていきます。置くだけでできる手軽な作例➀と異なり、こちらは固定式レールを使い、しっかりバラストも撒いています。リアルさにこだわらず、作風に合わせて適度にデフォルメすると個性が出ます。
樹木や小物を接着剤で固定しながら置いていきます。建物はサイズが小さなテラリウム用がおすすめです。
照明を付けて夜間も楽しめる工夫も施してみました。簡単なアイデアで昼と夜二つの顔を持つ作品に仕立てることができます。
ご自宅だけでなく、公共の場や勤め先のオフィス、病院のインテリアとしてもいかがでしょうか?みんなで作品を持ち寄り、ミニ展示会を催すのも面白いかもしれません。
詳しい作り方はコチラ!