全国の鉄道愛好家が集う団体「鉄道友の会」が選出しているブルーリボン賞(最優秀車両)およびローレル賞(優秀車両)。「前年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転を開始した新造および改造車両」を条件とし、1958年(ローレル賞は1961年より)から毎年選定されています。そして今年も、ノミネート車両が投票用紙とともに会員向けに送付され、SNSなどでにわかに盛り上がりつつあるようです。
今年のノミネート車両は以下の5車両。昨年の16種と比べるとややさみしい印象は否めないものの、各社新車投入のタイミングは何年も前から計画していることが多く、もともと“谷間”だったところに、新型コロナウイルスの影響が重なってしまった結果なのかもしれません。
■2022年ブルーリボン賞・ローレル賞ノミネート車両
・E131系0番代、500番代(JR東日本)
・オハテ12形(東武鉄道)
・17000系・18000系(東京メトロ)
・1000形1890番台「Le Ciel」(京浜急行電鉄)
・3850形「3000系プレミアムカー」(京阪電気鉄道)
■過去の受賞車両(ブ:ブルーリボン賞、ロ:ローレル賞)
・2021年
ブ:近畿日本鉄道 80000系
ロ:東日本旅客鉄道 E261系、東海旅客鉄道 N700S
・2020年
ブ:西武鉄道 001系
ロ:四国旅客鉄道 2700系
・2019年
ブ:小田急電鉄 70000形
ロ:相模鉄道 20000系、叡山電鉄 デオ730形「ひえい」
・2018年
ブ:西日本旅客鉄道 35系客車
ロ:東日本旅客鉄道 E353系、東武鉄道 500系、鹿児島市交通局 7500形
・2017年
ブ:九州旅客鉄道 BEC819系
ロ:東日本旅客鉄道 E235系、えちごトキめき鉄道 ET122系1000番代、静岡鉄道 A3000形
■2016年以前の受賞車両はこちらにて