text & photo:RMM
各鉄道模型メーカーから発売されている踏切製品ですが、特に「自動踏切」などの電子部品や特殊な機構を持つものにはあまり塗装やカラーパウダーといったもので装飾するのは避けたいところ。そこで今回は、RM MODELS 318号の付録「踏切デコレーションステッカー」を使って、「貼るだけ」で簡単に踏切をカッコよくしていきたいと思います!
■各メーカーの自動踏切製品に施工!「デコった」踏切はやっぱりイイ!
このような電子部品や複雑な機構が多用されている製品では、塗装やパウダー系素材を使った装飾はトラブルの原因ともなり得るのでなかなか装飾しづらい部分であったかと思います。ですがこの付録を使えばステッカーなのでその辺の心配をせずに装飾ができます!踏切周辺に標記や道路の色が入ることでより「踏切っぽく」なったかと思います。
■もちろん自作踏切にも使える!
製品に貼って手軽にデコレーションする楽しみ方もアリですが、もちろん自作やキット製作にも役立ちます。塗装ではマスキングが面倒な虎縞模様も様々な場所で使えるように汎用性の高い仕様としました。基本的にはNと16番を想定したサイズとなっています。
■検証!既製品に「貼るだけ」でどこまでカッコよくなる!?
塗装やジオラマ素材を一切使わずに装飾できるこの付録。ならば「貼るだけ」でどこまで装飾を極めることができるか検証してみました。本付録に加えて使用したのは100均で購入した装飾用マスキングテープ2種。「草原」は芝生が印刷されたもので、線路際の草表現に。もう一つの「ホワイトウッド」は、コンクリート部分の質感や、汚れ表現として活用しました。
付録以外のステッカーも100均で手に入れたもの。かなり手軽に賑やかに装飾できるのがわかるかと思います。
■絶対に踏切模型に使わなきゃいけない…というわけじゃない。
この付録のステッカー、確かにスケールはNと16番で鉄道模型に使うことを想定されたものですが、当然ながら「踏切模型にしか使ってはいけない!』というルールがあるわけではありません。子供の頃、細かい標示類に心ときめかせたことを思い出して、私物にペタペタ貼ってみるのもまた楽しいですよ!
↓キレイに貼れるテクニックなどはコチラから↓
■今月のRM MODELSは踏切特集!
1月21日発売のRM MODELSは踏切特集!実物の踏切の各部名称から、最新の踏切設備情報といった詳細な解説から、大小様々なスケールによる珠玉の模型作品まで幅広く網羅!付録は模型製品に貼って楽しめる「踏切デコレーションステッカー」!