text & photo:高橋 隆(特記以外)
さて、レイアウト・ジオラマの情景をさらに実感的に深みを出すために、今回は土と木と水表現の方法を紹介します。特に、ジオラマ製作をする上で外せないのが水表現。これがあるとないとではジオラマの持つ雰囲気が格段に違ってきます。難しい表現と言われるこれらですが、意外にも初心者でも簡単にできる方法も存在します。ぜひこの機会にマスターしておきましょう!
🔶前回の記事
ゴールデンウイーク鉄道模型ジオラマ入門!鉄道模型の要!レールを敷く
■土を作る
レイアウトに下地を塗って道路を作り線路を敷設、バラストを撒いたら次に土の表現を作ります。土を作るには、情景模型向けの専用素材を使用します。ここで一例として紹介するモーリン製「リアルサンド」は粉末状になっているのが特徴です。
■草木を表現する!
土の表現に続いて、今度は草木の表現をしてみましょう。草木は大きさが千差万別ですので、小は粉末から、大は樹木の模型まで、各種が発売されています。
■水面を表現する その1
レイアウト・ジオラマに盛り込むと断然楽しいのが、海や川、池といった水の表現です。本格的な水の表現はやや高度な技術が要求されますので、まずはシンプルな方法で水面を作っていきましょう。
■水面を表現する その2
さて、簡易的な方法をまずご紹介しましたが、少しジオラマ製作に慣れてきたら次は専用素材を用いてさらに本格的な水表現にチャレンジしてみましょう。
以下ギャラリー画像にてじっくりと順を追って解説していこうと思います。
P:羽田 洋・RMM
さて、レイアウト・ジオラマ製作の基礎は以上になります。今回はあくまで一例として様々な技法を紹介しましたが、まずはこれら基本に則って、自分が無理なくできそうでかつ、やってみたいという題材から考えて作品製作に着手してみてはいかがでしょうか?