text & photo:高橋 隆
土台選びから始まり、基礎と地形の作り方を前回までお送りしました。今回は下地・地面の製作についてご紹介しようと思います。「どうせ隠れるから…」と侮るなかれ、下地や地面の出来栄えは最終的な作品の出来栄えにも影響するものです。ぜひ自分がやりたい情景の地面を考えてみましょう。
🔶前回の記事
ゴールデンウイーク鉄道模型ジオラマ入門!地形を作るコツ!
■下地色を塗る
土台から基礎~地形と作ってゆき、固定が完了して接着剤が乾いたら、レイアウトに下地となる色を塗って、部材の地色を隠します。使用する色は基本的には茶色系が多いようですが、スーパーで手に入るような図面工作向けの水彩絵の具ではなく、より隠蔽力の高い美術用の顔料系地塗り剤が推奨です。
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■地塗り剤を塗る
■舗装道路を作る
地形とほぼ同時進行で作っておきたいのが舗装道路の表現です。ジオラマの舗装道路は実物のようなアスファルトで固めるのではなく、薄手のプラ板やスチレンペーパーを切り出して地形に貼り付けます。ここではスチレンペーパーを用いた道路の作り方をご紹介します。
さて、今回は下地と道路の作り方をご紹介しました。次回はいよいよ線路の敷設を行います! 市販品の道床レールに一味加えるだけで実景のような雰囲気となります。お楽しみに。