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特集・コラム

休日鉄道模型ジオラマ入門!地形を作るコツ!

2021.04.30

text & photo:高橋 隆

 さて、地形や配置の計画ができたら次はいよいよ地形の製作に取り掛かります。まずスチのり等を使いスタイロフォームやスチレンペーパーを積層させて地形を作りますが、そのままの状態ではスキ間や段差が気になります。今回はそんな段差を消して「地形」を作っていこうと思います。

🔶前回の記事
ゴールデンウイーク鉄道模型ジオラマ入門!ジオラマの「配置」を考えよう!

■スタイロフォームを積み重ねて山を作る

 スタイロフォームはジオラマの地形を作る際に非常に便利な素材です。土台としても活用できますが、その加工の容易さから主に山や丘の製作に好適です。基本的にはブロックのように積み上げて表現しますが、そのままでは段差や隙間がありただの「階段」のようになってしまいます。そこでこれらを埋めたり削ったりして消していきましょう。

今回使う材料はコチラ

  • スタイロフォーム
  • スチレンペーパー
  • カッターナイフ
  • スチのり
  • マーカーペン
  • モデリングペースト
  • プラスタークロス

🔶ジオラマ製作アイテム解説はコチラから!
ゴールデンウイークに鉄道ジオラマ入門! 買うべきアイテムはこれ!-前編-
ゴールデンウイークに鉄道ジオラマ入門! 買うべきアイテムはこれ!-後編

■スキ間を埋める

■スチレンペーパーで起伏のある地形を作る

 スタイロフォームと同じくらいに地形を作る際に重宝するのがこのスチレンペーパーです。それほど高くない丘ぐらいの地形を作る際に使える素材ですが、こちらの段差も目立つので消していきたいところ。以下ギャラリーにて順を追って解説していきましょう。

 さて、基礎~地形が完成しました。固定が完了し接着剤等が乾いたら次は地面の下地となる色を塗っていきます。次回はその下地や地面について解説していきます。お楽しみに。

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