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特集・コラム

PLUM(ピーエムオフィスエー)新社屋・新工場お披露目!

2020.11.24

 去る11月20日(金)に長野県茅野市において、PLUMブランドでお馴染みの株式会社ピーエムオフィスエーの新社屋と新工場のお披露目会が行われた。今回撮影した写真をもとにこれらの新しい設備を紹介していこうと思う。

▲新社屋ビル。街の中でもひと際目立つ存在だ。

 まず一番に目を引く大きなビル。これがPLUMの新社屋である。この中に設計や企画の事務所の他にレーザーカッターや3Dプリンターなどといった設備もこの建物の中に納まっている。3階の事務所では今まさに設計の作業を行っていたようで、プラ製品の製作風景を肌で感じることができた。

▲事務所の様子。デスクの傍らには3Dプリンターも。

 

 さらに社屋7Fにはシアタールームや歴代製品が並ぶショールーム、さらにはHOの鉄道模型ジオラマレイアウトまであり、1Fには直販店を構えてファンを受け入れる体制も万全だ。
 余談ではあるが、7Fシアタールームの窓からはこの後紹介する新工場と中央本線を駆け抜ける列車とを絡めて撮影できる絶好のロケーションであった。

▲7Fの窓からは中央本線と隣の新工場と絡めて撮ることもできる。

 

 工場も隣接しており、派手ではあるが”秘密基地”的な外装で見るものをわくわくさせる。内部へ入ると、ロボットアニメから出てきたかのような赤いボディーの射出成形機が3台並んで鎮座している。奥へ進むと様々なプラ加工設備が備わっており、その横の倉庫に保管された金型の数は圧巻の一言。さらにこの日、現在発売中の飛沫感染防止用のフェイスキットのパッケージング作業も行われており、プラ製品の設計から加工、さらにはパッケージ作業までを段階的に見学することができた。

▲真っ赤な色が目を引く射出成形機。

 現在、PLUMでは工業と観光を融合させた「産業観光」という取り組みを推進している。社会情勢を注視しながら来年3月頃を目途に、PLUM本社の見学やプラモ組立体験、また地域企業とコラボした体験コンテンツ等を検討中とのことなので、実現した際には皆様も一度足を運んでみたらいかがだろうか。

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