185系

資料館

KS45L(64C-24B2) / 阪堺電気軌道モ161形

2011.07.11
 
649:KS45L
KS45L(64C-24B2)(モ161)
軸距:1625mm 車輪径:660mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:板ばね

 阪堺電気軌道モ161形が履く台車。大正の末に誕生した大阪市電1501形に端を発する住友製鋼所(現・住友金属工業)製KS45Lの一種。モ161形は1928(昭和3)年の登場だが、その前年に登場したモ151形も同形台車を履いていた。黎明期の国産台車の姿を今に伝える貴重な存在である。
MO161type of the Hankai trolley line. A 1928 debut.
昭和40年代の姿に修復されたモ161。復元に際して方向幕部の出っ張りは引っ込められ、蓋が被せられたが、一般運用時に備えて蓋を外すと従来通り方向幕が設置されている。 2011.6.10 我孫子道車庫 P:高間恒雄
参考文献
「台車のすべて(13・14)」吉雄永春(『鉄道ピクトリアル』99・106号所収/1959・60年 鉄道図書刊行会)
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