← →KD219(M台車/クモハ271)KD219A(T台車/クモハ271)軸距:1650mm 車輪径:710mm 軌間:762mm軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね 1977(昭和52)年に近鉄北勢線(現・三岐鉄道北勢線)用として製造された270系電車の台車。これ以後、特殊狭軌線区の新造車・改造車用として同系の派生形式が多く誕生している。台車枠はプレス鋼板溶接組立で、枕ばねはインダイレクトマウント。基礎ブレーキ装置は踏面片押し。M台車の駆動方式は吊掛式。 写真は三岐鉄道移管後に冷房化改造が行われた271号のもの。先頭側台車は元来Tc車であった171号の連結側と振り替えられ、両車とも先頭側T、連結側Mの配置となっている。2008.10.12 東員 P:高橋一嘉参考文献「近鉄270系電車の概要」池田 健(鉄道ピクトリアル345号所収/1978年 電気車研究会)LINKこれまでに収録した近鉄電車関連の台車これまでに収録した三岐鉄道関連の台車KBD-107 FS14 FS342 NT-7K KD219 KD219A2008.10.17作成