← → 東急車輌製の気動車用菱枠型台車。国鉄キハ41000(キハ04)形気動車のTR26と同系のもので、原形式のTS-102は1954(昭和29)年に誕生した東武鉄道熊谷線キハ2000形用に製造された。このTS-102Aは1957(昭和32)年に登場した加越能鉄道加越線キハ125・126用として製造されたもの。この2輌は加越線廃止後は関東鉄道に譲渡され、鉾田線(後の鹿島鉄道)キハ430形となっている。軸距:1800mm 車輪径:860mm軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:板ばね写真:2006.5.5 石岡 名取紀之鹿島鉄道キハ431。兄弟関係の東武キハ2000とは瓜二つのデザインである。2006.6.9作成 2007.5.31更新参考文献『復刻版 私鉄の車両8 関東鉄道・鹿島鉄道・筑波鉄道』飯島 巌 森本富夫 諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)LINKこれまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120D(FS210D) NP120T(FS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HTこれまでに収録した加越能鉄道関連の台車 FS13