← →KD63(M車用)KD63C(Tc車用) 1966(昭和41)年、京都~宇治山田間を結ぶ京伊特急の運行開始に伴い建造された、近鉄18200系電車のシュリーレン台車である。近鉄特急としては初めてのダイレクトマウント方式を採用したもので、以後の近鉄特急の台車の標準的な形態となった。台車形式は当初KD63(M台車)/KD63A(T台車)、1967(昭和42)年増備のものがKD63B(M台車)/KD63C(T台車)。また、1969(昭和44)年から投入された“ミニスナックカー”18400系電車も同系のKD63D(M台車)/KD63E(T台車)を履く。軸距:2200㎜軸箱支持:湿式円筒案内式(シュリーレン) 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)写真:2005.11.29 明星検車区 高間恒雄後継の15200系(左)と並んだ18200系(右)。1989年に団体専用車“あおぞらⅡ”に改造され活躍してきた18200系だったが、後継車の登場でいよいよ見納めとなった。参考文献『復刻版 私鉄の車両1 近畿日本鉄道Ⅰ 特急車』飯島 巖・藤井信夫・井上広和(2002年 ネコ・パブリッシング)2006.1.22作成これまでに紹介した近畿日本鉄道関連の台車のリンク