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【寄附募集】未来へ残す、地域のシンボル 旧玉電・江ノ電車両 再塗装プロジェクト

2026.07.02NEW

  世田谷区は、保存している旧玉電・江ノ電車両の補修・塗装工事を実施する。また、事業の実施にあたり、同事業を、行政主体の工事にとどめず、地域住民や愛着を持つ多くの人々とともに守り次世代へつないでいく取り組みとするため、寄附を募集することを発表した。

 区は、東急世田谷線宮の坂駅前にある宮坂区民センター(旧宮坂地区会館)において、旧玉電・江ノ電車両を保存している。同車両は大正14年に製造され、玉電の愛称で親しまれた渋谷~二子玉川園間の東急玉川線や、世田谷線などを走った後、昭和45年には江ノ島鎌倉観光(現江ノ島電鉄)に譲渡され、主力電車として藤沢~鎌倉間で活躍した。江ノ電2000形デビューに伴い、平成2年4月、65年におよぶ長い現役生活に別れを告げた。

 引退後は「世田谷線宮の坂駅界隈づくりコンペ」で提案された、車両を広場に引き込むアイデアを形にしたものとして、同年より現在の場所に保存されている。区の歴史や文化を伝える貴重な資産として、長年にわたって多くの人々に親しまれてきたが、近年は車両の経年劣化が進んでいた。

 寄附金は、今年度中に行う補修・塗装工事に充当するとともに、寄附を通じて示された区民の想いを、今後の維持管理や展示のあり方に生かしていくとする。

玉電時代

現在の車両の様子。至る箇所で損傷が進んでいる。

 また、今回の再塗装では塗装色を投票によって決定する。同車両が昨年、製造から100年という大きな節目を迎えたことから、改めて多くの人々に関心を持ってもらい、旧玉電・江ノ電車両を身近に感じてもらうため。

 再塗装色の候補は、現行のグリーンカラーと玉電ツートンカラーの2つ。投票枠は一般枠と寄附者枠が設けられる。一般枠の投票は、区内在住者が2票分、区外在住者が1票分としてカウントされ、寄附者枠の投票は、7月末までの寄附者に限り、寄附額1,000円につき1票分の投票権を行使できる。

 なお、投票の際には思い出や応援メッセージなどの同車両へのメッセージをあわせて募集するほか、7月25日には寄附募集促進のための講演会を実施が予定されている。旧玉電・江ノ電を保存・継承していく次世代への意思表示として、多くの支援が期待されている。

〇寄附について
■募集期間
 2026年7月1日から12月31日まで

■目標金額
 525万円

■申込方法
 ・世田谷区ふるさと納税特設サイト
 ・寄附ポータルサイト「ふるさとチョイス」
 ・オンライン手続き(Logoフォーム) 
 ・その他電話、郵送、窓口

■寄附の使い道
 旧玉電・江ノ電車両の補修・再塗装にかかる費用

〇再塗装色の投票について
■再塗装色の候補
 ・現行グリーンカラー
 :当車両の保存を開始した平成2年当時の世田谷線の車体色。現行色で長年にわたり地域に親しまれてきた馴染み深い色。

 ・玉電ツートンカラー
 :玉電を走っていた時代に当車両が実際に塗装されていた車体色。玉電時代の懐かしさを感じるカラー。

(画像はいずれもウェブサイトより)

■投票期間
 一般枠:6月25日~8月16日
 寄附者枠:7月末までの寄附で、区が決済終了を確認できたとき~8月16日

■投票数
 区内在住者:2票分
 区外在住者:1票分
 寄附者:寄附額1,000円につき1票分の投票権

■投票方法
 ・投票フォーム

 ・現地投票
  :近接の宮坂区民センターのエントランスに設置されている現地投票箱より投票

寄附事業について詳しくはこちら(世田谷区ウェブサイト)

〇寄附促進講演会について
■講演会名
 旧玉電・江ノ電寄附促進講演~玉電から続く車両の記憶~
■開催日
 2026年7月25日(土曜日)
■時間
 14時~16時半(予定)
■場所・会場
 宮坂区民センター大会議室

(画像はウェブサイトより)

講演会について詳しくはこちら(世田谷区ウェブサイト)

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